2012年2月19日日曜日

位置情報と出会いを組み合わせたサービスの継続性についてまとめてみた

【蛇足】
質問をされると、回答しようとする。文章にしようとする。その時って自分の考えをまとめるきっかけにもなるし、自分の考えていることの自己表現の場にもなる。「人はブログで磨かれる」じゃないけど、文章にするって一度立ち止まる感じがして大切って思うし、自己表現も大切だと思う。でもなかなかできないのが現状。そのきっかけを与えてくれる友人をとても大切に思う。
そして、きっかけ、言い訳もすごく大切な要素だと思う。その例でよくあげるのが、「かわいい女の子をナンパするときに、罰ゲームだと行動しやすくない?」って話。行動したいのになかなかできない事の背中を押してあげられるサービスって素敵ですよね。ただ、最近のサービスはそんな感じがしない・・・。表面ばかりで本質を忘れている感じというか・・・。あとは、やっぱり「温度」を感じないのかな?


出会いと位置情報を組み合わせたサービスは前にまとめたけど(参照:Proximiy系まとめ)、「行動したいのになかなかできないことの背中を押してあげられるサービス」として鳴りもの入りだったWondershakeなどって使い続けられるサービスとしては厳しいと思う。


その理由は以下の通りだ。


■継続されないと思う理由
継続されないと思う理由は3つある。
  1. 必然がない(出会えればいいかな?ぐらい)
  2. サービスを利用する頻度が少ない
  3. チェックインという行動そのものが新しい行為
必然性と、その頻度は、サービスの継続と大きく関係していると私は思っている。位置情報と出会いを組み合わせたサービスは、必然性がなく、かつそのサービスを利用する頻度も少ないと感じる。だから、長続きしないと思ってしまう。



3つ目の、チェックインの行為に関しては、流行っているといわれているものの、まだまだ利用している人は少なく、これからも誰もが使う物にはならないと思っている。
マーケティング的にも、新しい行為、行動をさせる際のマーケット浸透度は緩やかだと聞く。でも、ある行為にちょっとプラスしたり、「ついで」という位置づけにするだけで、その浸透度の速度は一気に上がるのではないか。だから、チェックインという行為を、普段の生活でしている行為に代替されたら、その利用頻度はあがり、利用される可能性はあがるのかな?とも思う。
なので、写真をとるという行為がチェックインの代わりになるようなサービスや、ジオフェンシングという技術に注目していたりする。



■継続されるサービスの条件
じゃ、使い続けるサービスについて考えてみると
  1. 必然がある(ツール系サービス、何時に電車がこないと困る)
  2. サービスを利用する頻度が高い
  3. 過去の行動の代替である(手帳→モバイル、時刻表→モバイル)
なんじゃないかと。
例えば、「1」と「2」をみたすサービスとしては、乗り換え案内、地図、スケジュール帳などである。




最近は、一気に盛り上がり、いつのまにか使われなくなるサービスが多いため、「継続性」について考える頻度が多くなってきた。

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